抑えておきたいルアーの種類とは
今回は、これからルアー釣りを始める方に最低限抑えておきたいソルトルアーの種類を紹介します!
目次
ソルトルアーとは
ソルトルアーとは海釣りで使うルアーのことで、海水は淡水に比べ比重が大きく物が浮きやすい性質があります。そのためソルトルアーは淡水用ルアーに比べ比重が大きく設計されています。また海水は錆びやすいので、アイやフックなどが錆びに強いものになっています。
ソルトルアーの種類
海でのルアー釣りは地形、天候、ベイトなど日によって環境が異なります。
その環境の違いにルアーを上手く適応させなければなりません。
そのため沢山の種類のルアーがあります。
そんなソルトルアーの種類を紹介します。
バイブレーション
バイブレーションとはリールを巻くと小刻みに震えながら泳ぐルアーのことです。
水を切りながら小刻みに動くので広範囲にアピールすることができます。
バイブレーションは比重が重く沈むのが早いので水深のある場所で使用するのがオススメです!
障害物があったり水深の浅い場所で使うと根掛かりしやすいので注意が必要です。
シンキングペンシル
シンキングペンシルとはミノーと比べ比重が重い沈んでいくシンキングタイプのルアーです。
リップはありませんが水の抵抗を受けてS字アクションで魚を誘います。
リップ付きのミノーなどに比べてアピールが弱く広範囲にアピールすることはできませんが、弱い波動でナチュラルに泳ぐことによって魚に見切られにくいのが特徴です。
ミノー
ミノーとはベイトとなるイワシなどの小魚のシルエットに合わせて作られた細長いタイプのルアーです。
リップの付いたものとリップの付いていないものがあり比重によって「F/フローティング」
「SP/サスペンド」「S/シンキング」に分けられます。
リップ付きミノー
リップが水の抵抗を受けることで強めの波動を出しながらブリブリ泳ぐのが特徴です。
また、リトリーブやロッドワークによりリップが水流を受けてアクションをします。リップの長さや大きさによってアクションは異なり、様々な形状のリップ付きミノーが発売されています。
リップレスミノー
リップはついていませんが、角度の付いた頭部が水流を受けることによってリップの役割をし、小魚のような泳ぎをします。
リップがついていないため空気抵抗が少なく飛距離を出すことができます。
リップレスミノーもリップ付きミノーと比べるとアクションは弱めですが頭部形状や角度によって様々なアクションを出すことができます。
トップウォーター
トップウォーターは表層を意識したルアーで潜ることがないためナブラ打ちや浅瀬の場所で使うと有効です。
魚が食らいつく瞬間を見ることができ、釣れた時の興奮度はルアーの中でもトップクラスです!
比重が軽いので遠投性には欠けますが、根がかりすることは少なく、ルアーの姿が見えるので初心者の方にオススメのルアーです。
ポッパー
ポッパーはトップウォーターの一つで頭部にカップ状のくぼみがあり、ロッドアクションを加えることによって、ポップ音と共に水しぶきを上げながら泳ぎます。
ポップ音と水しぶきが魚にアピールすることによって魚をおびき寄せます。
ペンシルベイト
ポッパーと同じでトップウォータールアーの定番です。
ロッドアクションを加えながらリトリーブすることによって首を振りながら泳ぎ水面を逃げ惑う小魚を演出します。
メタルジグ
鉛やタングステン等の比重の重い金属を板状、又は棒状にしたルアーです。
空気抵抗が少なく、比重が重いためルアーの中でトップクラスの遠投性を持っています。
「フロント重心」「センター重心」「リア重心」の3つのタイプに大別され、遠投性能やフォール姿勢などがそれぞれ異なります。
「青物」「シーバス」「フラットフィッシュ」など多くのターゲットに有効で様々な場所で使うことのできるルアーです。